板倉の解体はじまります!

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こんにちは(^-^)

移築のための板倉の解体をはじめます。

弊社では古民家の移築を行っていますが、古民家のなかには「板倉」とよばれる建物も含まれます。

板倉というのは、いわゆる蔵です。倉庫や貯蔵庫の類です。

真っ白い漆喰で仕上げられた土蔵ではなく、板貼りで仕上げられた蔵です。

飛騨の田舎(山間部)では、土蔵よりも板倉のほうが多くみられ、二間×三間(3636×5454)、三間×三間(3636×3636)、三間×四間(3636×7272)といったサイズが一般的な大きさです。

「板倉を移築して何に使うの?」

と思われる方もみえると思いますが、その使用用途も様々です。

住宅であったり、別荘であったり、宿泊施設であったり、店舗であったり・・・。

1階と2階を合わせた延床面積が、10坪台~20坪台と、住宅として使うにはどうしても狭いため、増築であったり、または既存の住宅へくっつけたりと一工夫が必要となります。

二人暮らしであれば、単独でも住宅としても可能ですね(^-^)

通常、板倉の屋根の造りは民家の造りと異なり、垂木(たるき)はありません。

桁から棟木に架かる登り木に直接、裏板が貼ってあります。裏板も民家の様に四分(12mm)ではなく、8分(24mm)くらいの厚板が貼ってあります。(もちろん昔なので、一つの建物の中でも厚さがマチマチだったりします)

垂木だとピッチが363mm程度ですが、登り梁だと3尺(909mm)ピッチなので、どうしても裏板の厚みが必要となるんですね。

私たちも板倉を移築するときには、なるべく既存の雰囲気を忠実に再現したいので、母屋を入れて・・・垂木を入れて・・・なんてことはせず、登り梁に厚30mm程度の裏板を貼ったり、24mmの構造用合板を使用したりしています。

ちなみに僕の個人的な意見になりますが、板倉は1階より2階の雰囲気がとても良いです。

というのも、天井が低く、勾配になっていて、しかも絶妙な広さ感・・・。隠れ家的というか、秘密基地感というか、とにかくとても落ち着くんです。

住宅として、店舗として、別荘として、隠れ家として・・・。

是非いかがでしょうか?(^-^)

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弊社では、古民家の移築を行っております。

住宅として、別荘として、店舗として・・・。

古民家移築にご興味のある方は、是非お気軽にお問合わせください(^-^)

移築可能な古民家のご紹介もさせていただきます。

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