古民家移築では、細々したパーツにも気を配りたいところ。
高価なものを使うとか、選りすぐりの骨董品を使う、とかでなく、もとからあったものを自然に使ったり、一工夫して使ったり、そんな感じです。
そういった部分にスポットを当てて紹介してみたいと思います。
その他の紹介については、コチラから→ 【懸造りの古民家】
他の記事でも書きましたが、床板は古材を使用したいところ。
厚みもマチマチ、材種もマチマチなので、段差があったりザラザラしている部分があったりします。
既製品のフローリングのように品質は均一であってほしい!という方には不向きかもしれませんが、雰囲気では古板に勝るものなし、といった感じです。
おすすめです(^-^)
洗面台のカウンターにも古板を使用。
これは正直、かなり難しかった(汗)
反ってるし、狂ってるし、クサビのように奥にいくにつれて薄くなっていたので、実(サネ)を仕込んだり、削り合わせたりして、なんとか出来ました。
個人的にかなりお気に入りです(^-^)
建具は全て古建具を再利用。
傷んでいる部分はリペアして、戸車や肩(上部の凹凸のとこ)を調整して再利用しました。
昔ながらのスリガラスや、真ったいらじゃないガラスは、今となっては珍しいので、ちゃんと使いたいところです。
とはいえ、昔住んでいた人が自分で直したんだろうな、という所はあえてそのままで。
直しすぎないのも、大切なことなのかな、と感じます。
開戸の取手は、和釘を曲げて利用。
タオルかけは、会社にあった昔の金物を利用しました。
鍛冶屋さんにプレートを溶接してもらって取り付けました。
プラスチックのフックよりイイ感じです(^-^)
照明は基本的にすべて裸電球ですが、コードの長さ調整は古材の端材にクルクルっと巻き付けただけで。
なるべく飾らず。へんに主張してなくて良いです。
細かい部分が、けっこう全体の雰囲気にも影響してくるなと感じます。
あるもので、一工夫して利用できたら、それが一番いいですね!
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弊社では、古民家の移築を行っております。
住宅として、別荘として、店舗として・・・。
古民家移築にご興味のある方は、是非お気軽にお問合わせください(^-^)
移築可能な古民家のご紹介もさせていただきます。
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